Aromatherapy Yokohama salon
BODY. MIND. SPIRIT
Embraced in the loving scent of flower and plants
Feeling the tranquil time
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アロマセラピーとインフルエンザ
2009年4月、メキシコで流行が確認された新型インフルエンザ。比較的冬に流行するインフルエンザですが、2009年日本では夏にもこの新型インフルエンザが猛威を振るいました。当時はあんなに騒がれていたインフルエンザも、今気にしている人はきっと少ないことでしょう(T_T)
これまで体験したことのあるインフルエンザ、そしてまだ体験したことのない未知の新型インフルエンザ。インフルエンザの流行は突然に、そしていつか必ずやってきます。だからこそ日々、体の免疫力、抵抗力をつけておくことがとても大切になります。
太陽や月の光を浴びたり、山や海の大自然に囲まれてリフレッシュしていますか?自分なりのリフレッシュ方法、免疫力をつける方法を見つけて、ぜひ習慣にしてください。アロマセラピーもリフレッシュ、免疫力UPにとっても効果的です。
◆インフルエンザなんて寄せ付けない!!
手やのどは外の空気に直接さらされているので多くの細菌やウイルスが付着していると言われています。新型インフルエンザであろうと、季節性インフルエンザであろうと、インフルエンザウイルスを近づけないために、まずは
・せっけんと水の手洗いとうがい
・お米、肉、野菜、果物とバランスの取れた食事
・睡眠・運動(休日のお散歩、寝る前5分程のヨガやストレッチでも十分効果があります!!)
は習慣づけましょう。もうこれが習慣にできるだけで通常は大分変わりますよ。また、予防接種は流行期(12月~翌年3月)の前に摂取することが大切で、咳やくしゃみをするときは口や鼻を覆い、「咳エチケット」を心がけましょう。
第5号 「精油物語~知られざる香りのみなもと~(DVD)」
☆バックナンバー☆
第4号 「アロマで花粉症対策」
第3号 「アロマセラピーで二日酔い対策」
第2号 「アロマセラピーとむくみ」
第1号 「アロマセラピーとインフルエンザ」
アロマセラピー マガジン
◆アロマセラピーでインフルエンザを未然に防ぐ
インフルエンザや風邪はウイルスが体内に侵入することで起きるのはご存知のとおりです。そのためインフルエンザを未然に防ぐには、ウイルスと戦うための体の免疫力をUPさせたり、体内に侵入する前のウイルスを撃退したり、取り除くようなことが必要になることが分かります。
アロマセラピーはどのように役に立つでしょうか?
アロマセラピーで使用する精油(エッセンシャルオイル)には様々な効能があることが知られていますが、特に、血行促進、抗ウイルス作用、抗菌作用、免疫強壮作用(免疫力UP)、抗炎症作用をもつ精油がインフルエンザ対策には有効と考えられます。
該当する精油(エッセンシャルオイル)は、ティートリー、ローズマリー、ペパーミント、レモン、ジンジャー、フランキンセンス、ユーカリです。
フランキンセンスは肌への効果に注目がいきがちですが、肺の浄化に役立ち、呼吸器系に素晴らしい効き目があることが知られています。
注1:ローズマリーは高血圧、てんかん、妊婦の方は使用をお控えください。
注2:ペパーミントは妊婦の方は使用をお控えください。
これら精油の使用方法は、
・アロマバス
・蒸気吸入法
・塗布
がいいでしょう。アロマセラピーは薬のように即効性を期待するものではありません。予防接種のようにインフルエンザ流行期前から取り組むことで、よりインフルエンザ対策とし
ての効果が上がります。始めは3日に1回、また、週に1回でも構いません。無理なく自分のペースで帰宅後や就寝前など、右にご紹介するレシピを生活に取り入れてみて下さい。
◆ハーブティーを生活に取り入れる
ハーブは欧米ではアロマセラピーのように医療に用いられているほど薬効のあるものもあり、心を癒す効果も兼ね備えています。日本の伝統的な民間薬であったドクダミや柿の葉もハーブの一種で、お世話になった方もいるでしょう。ハーブティーはハーブの持つ有効成分を私たちの心身に役立てる最も簡単な方法のひとつです。
おすすめハーブはエキナセアです。エキナセアは抗炎症、抗ウイルス、抗菌作用があり免疫力UPに効果のあるハーブとされています。
※キク科アレルギーの方はご注意ください。また、飲みすぎにご注意ください。
また、ユーカリ、ペパーミント、ジンジャーも精油(エッセンシャルオイル)と同様にインフルエンザ対策に有効なハーブです。
※ペパーミントは妊娠・授乳中、飲みすぎにご注意ください。
※インフルエンザや風邪にかかった場合は、早めにお医者さんに診てもらいましょう。アロマセラピーのような自然療法のみに偏るのではなく、時には医療も必要です。医療と自然療法をバランスよく組み合わせて、快適なライフスタイルをお送り頂くことが願いです。
レシピ1:アロマバス(全身浴)
天然塩 大さじ1杯にジンジャー1滴、ラベンダー1滴、ローズマリー1滴40~42℃の熱めのお湯に、このブレンドしたものをご使用ください。血行を良くして、発汗を促すブレンドです。
※子供や敏感肌の方、妊娠6ヶ月以内、てんかん、高血圧の方は使用しないでください。
レシピ2:蒸気吸入法
カップに熱湯を入れて、精油2滴を入れて蒸気と一緒に香りを吸う。ティートリー、ローズマリー、ペパーミントからお好きな精油を選ぶと良いでしょう。
例)ティートリー2滴や、ティートリー1滴+ペパーミント1滴など。精油の効能と、のどの粘膜を潤す効果で一石二鳥です。
※目に直接蒸気を当てないように注意しましょう。
レシピ3:塗布
精油2滴と植物油(ベースオイル)10mlとのブレンドオイルをあごの下、耳の後ろ、首や胸にすりこみます。すりこみ後、特に赤みなど出ない場合は精油を4滴にしても良いでしょう。赤みが出る場合は必ず使用をお控えください。精油にティートリーやローズマリー、ペパーミントを選ぶと、特に効果を発揮するでしょう。
レシピ4:のどのちょっとした違和感に
ティートリーまたはラベンダー1滴を首の前のほうに塗布して下さい。のどの違和感を感じたらすぐ行うと効果が出やすいとされています。
※敏感肌の方、刺激を感じたり、赤みが出る場合はご使用をお控えください。